ハナくんが受験に挑む話

2025年度2026年中学受験組 はなくんハハの心情

日能研5年生の授業

さよならスカラシップ

結局スカラシップの電話はなく、テキスト代やら授業料やらは戻ってきませんでした…。後期に期待します。

TM5年生カリキュラム

5年生カリキュラムがスタートして、はなくんはだいぶ宿題ペースがつかめてきましたが土日今週なにあるんだったっけ?春季講習いつからだっけ?とカレンダーを見てはまたテスト!ぼくの休みいつなんだよとつぶやいています。

お弁当を食べて3時間目の国語や算数は必修、木曜日のzoomの算数授業も必修、日曜の難関校講座?みんな出てる…5年生でこんなに授業ばかりやってるの?とハハもびっくりです。当初授業から帰ってきて学び直し1をやっていたのですが朝起きられない事態になり、結局何習ったの?→説明してもらう、当日の復習終わり!になりました。翌日やっつけ仕事のように学び直し1と3やって残りは隙間時間と土日に終わらせています。理科と社会が金曜日授業じゃなかったら破綻していたかも。。

せっかくなので4科目の内容が4年生からどんなふうに変わったか書いておこうと思います。

えっこれ無料でいいの?っていう算数授業

木曜日のzoomの算数は復習も兼ねつつ応用問題を解く、本科の予習も兼ねている講座でした。4年生でもやっていましたが5年生になってからは1ページ目にエッセンスがよくまとまっていて他は例題、演習、チャレンジと4年生のテキストより薄いのに内容は濃くなりました。

さらに数日後確認問題テストが授業前にあり、確認問題の解説は授業で行ってくれるという徹底ぶり。春休み中にまたテストの復習をしたら良さそうだなと思いました。

先生の解説より演習時間の方が長いんじゃないかというぐらい問題を解き続けるはなくん。本科でやっている分野とは違う事ができるので飽きないし、画面の向こうで仲間も頑張っているのに影響されてか、ダラダラしないで解いているので、授業ばかりやっているんじゃなくて、アウトプットちゃんとしてるんだなぁと思いました。

分野に関しても前期だけで整数問題、場合の数、割合、平面図形(求角、複合図形、図形の移動、円の移動)、旅人算、仕事算、立体図形と重要な分野を凄い勢いでやっていくようなので日能研のカリキュラムを不安に思っていてすみません…と謝らないといけないですね…。

実は4年入塾当初は、本科のテキストは計算に時間かけすぎなんじゃないか?こんなスピードで受験に間に合うの?とか、平面図形になったらずっと平面図形ばっかりやってるけどこんなんで今までのこと忘れないの?とか日能研で大丈夫なのかどうか疑っていましたが、考えてみれば塾に入りたての3年生がまずは通うことに慣れて勉強の習慣つけようね…という慣らし期間だったのかなと思います。ステージがピンクのテキストなので日能研側もそんな感じで目的を書いてあったように記憶しています。

zoom算数授業は4年でもあり、初っ端から約数や倍数の基本や錯角、同位角、濃度の問題を解いていたので、他塾とのカリキュラムと比較しても、zoomに関していえば遅れをとっているという感じはなかったです。宿題に関して言及すると、4年生であったTMプリントはなくなり、応用問題プリントもなくなり、応用のテキストになりましたが、今のところそんなに苦戦していないです。問題数が少なくちょっと物足りないので中数でちょっと目についた問題を解いてもらっています。

相変わらずノートは汚い、説明はすっ飛ばし時には式すらすっ飛ばし答えに帰着…。雑な解き方が目につくのでどうしようかと思っています…。毎回育成テストで問題用紙が驚くほど綺麗でほぼ暗算しているようなので本当にどうしようかな。。そういう意味ではTMプリントでははなくんにしては真面目に記述を頑張っていたので無くなったのは少し痛いです。先生に見てもらうのが楽しみだったようなので…。

記述の礎が凄い!

記述演習なんて苦手すぎてついていけないのでは?と危惧していましたが国語3時間目はほんとうにとって良かったです。よくできたテキストと、私が言うのもおこがましいですが、型を学びながら記述のルールを学んでいこう、という記述に特化したテキストで、特に間違い直しのところでは足りない言葉を自分で補ったり、不自然な助詞を変えたり、いい学びに繋がりそうです。

素晴らしいのは授業中に先生が合格するまで何度も何度も記述を見て、最適な最低限のヒントを与えながら自分で書けるようにしてくれるところです。人数が少ないクラスなのでそういうチャンスが巡ってきたのかな?うちでやるより塾でやると必要以上にヒントがない状態で友達と競うようにして記述を解くので、スピードも身につきそうです。

根拠を考えたり、文末を考えたりする習慣はもう大分根拠まとめシートで身についていたようで、白紙で何もやらないで帰ってくるんじゃないか…と不安でしたが、論説、説明文の分野ではまだなんとかついていっているようで安心しました。

初回は何回も何回も判定Bで不合格をもらって時間切れになり問題が1題しか終わらず家で悔し泣きしていました。回を重ねる毎に一回で合格がもらえることも増え、今日は3問も合格できた!時間も余ったから他の問題も全部丸もらえた!とか嬉しい報告をしてくれるようになりました。

理科と社会

時代だなぁと思ったのはQRコード。読み取ると理科の実験動画に飛んだり、問題のヒントだったりする。5年生のテキストになってから急に増えました。便利!!昔よりずっと情報量が多く頭に入りやすいんじゃないかなと思います。

相変わらず本科のテキストは文字がぎっしりですが、まとめチェックリストは最低限のところがまとめられていてわかりやすいです。本科の宿題は学び直し1のキーワードを埋めていく作業が作業でしかなく、苦痛のようです。漢字が苦手なので頑張ってほしいです。

社会のTMプリントは4年と変わらず結構面白い問題が多くて、考えるきっかけをプレゼントしてもらっているような気がします。徐々に問題数が増えて4年の時より時間がかかっています。わからないことを調べるときの、調べ方が学べるように思います。統計資料やら、地図やら机に広げてぶつぶつ言いながらやっていてたまにインターネットして!と言われますが、なんて検索すればいいの?と聞くように心がけています。自分で答えに辿り着くことは、将来暗記云々よりも役に立つと思うので。

理科は4年のTMプリントより薄くなり楽になりました。応用テキストも見開き3セットくらいで分野が違うので飽きないようでサクサク終わっています。計算問題も多くあるのがありがたいです。徐々に理科が算数物理感出してきたなって感じなのではなくんは逆に楽しそうです。本科と並行して進んでいるようでいて、少し違う分野もつまみ食いしていくようなテキストでした。ちょっと物足りないので理科は塾技はじめました。よくまとまっていてわかりやすいです。

来年度TMクラスとスカラシップ

あけましておめでとうございます。

北陸で地震があったとのことで、年始早々大変ですね。こちらは警報はなっていましたが無事でした。

さて、はなくんは昨年はなんとかTMクラスに居続けることができて本人は嬉しそうでした。土曜日の難関校特訓講座や、水曜日の算数特別授業も受け切り、4年にしてお腹いっぱい…。

それなのにすでに来年度の難関校特訓講座(9月〜12月の公開模試平均偏差値64以上)と国語算数の3時間目枠(TM必修)、社会理科(1.5コマずつの謎仕様)の案内が来ており、週3も3コマ塾あって、土日どちらかにテストとなると?宿題いつやる問題…。ペースを掴むのに夏までかかるのではないかと予想します。申し込みをすると当然一月末に請求が来るわけですが、クラスを落ちた場合は費用調整されるそうなので、とりあえず申し込んでおくか〜…。

算数は一行計算題という名の毎日のドリルが算数オプションで貰えるようで、個人的にはこの教材が1番ほしいです。サピックスの基礎トレや、Z会の毎日練習ブックなんかと似ているのですが、(ハハは教材フリークなのでたまに良さそうだと中古教材をメルカリで覗いてます)Z会と基礎トレの真ん中くらいの難易度で、図形問題が入っているところが好きです。解答欄が狭いのもコレはコレで訓練なのかなと思います。日能研のテキストの計算ブックは見にくい上にちょっと簡単すぎます。

理科はハナくんが好きなので取るとなると、苦手な社会もやらないとダメな仕様…。記述が苦手なので頑張ってほしいですね。

国語は記述の型を身につけると銘打たれていて、先生にいっぱい直してもらえたらいいけど、本人真っ白で終わるんじゃないだろうかと不安しかないです…。

電話はいつなのか

昨年は難関チャレンジテストのおかげでスカラシップをいただき、1年間テキストも講習代もオプション講座もなにもかも無料だったので、今年もスカラシップいただけないかなぁと淡い期待を抱いているわけですが、5年生は期ごとの判定のようなので今回電話がなかったとしても夏頃に再度判定チャンスがやってくるようです。中旬頃までに電話が来なかったら諦めます…。

 

 

TMクラスの人数

半減

帰ってくるなり、はなくんが、ねぇねぇお母さん、なんと、僕一列目!しかも人数がね、半分になっちゃって4列目じゃなかった!!と嬉しそう。←事実上のビリで残りの子は春季講習に参加してないだけじゃないかな。はなくん。。

春季のテストで大失敗をしたので、本人も4列目なんだろうな…きっと。やだなぁと思っていたのでしょう。

大幅な入れ替えはあると予想はしていましたが、まさかもう半分になってしまうとはびっくりしました。平均偏差だから、ある程度いい偏差値を取り続けないと残留はできないということなんでしょう。肝心の必要偏差値は非公開。。世知辛い…。TMは、偏差値計算でランキング化して本部の判断のみで決まるそうで、校舎の先生方の意見は全く関係がないそうです。はなくんの態度や性格関係なく、偏差値しか見ない!なんてシビアな世界なんだ。

新しい子は2人いたよーと、顔ぶれも覚えている様子。はなくん、第3期も残れるのでしょうか…。春の大失敗を盛り返すために、第2期もまたコツコツ頑張ろう…。そういう意味でも春はいいお灸となりました。

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春季講習テスト

大失敗

やっと慣れてきて社会でも集中が保てるようになり、社会でも大きな失敗はなく、いい点取れたよ〜←自己採点。

そりゃよかったねぇ、4月までの総復習だから良い点とれたなら良かったよ〜。復習はしっかりね〜と言っていましたが、成績が発表されてびっくり!!

日頃より字が汚いはなくん、ついにテストでも漢字が汚すぎて減点の嵐で、社会と国語でも大失点でした。。

TMクラスに残れた〜やった〜!と安心したのか、テスト慣れしてきたのか、今回はどの漢字も書けているけど二度書きしたり、消しゴムで消す手間を惜しんで上から重ね書きしたり、答えは合ってるのに字の汚さから20点分くらい失い、初めて社会と国語で評価5を取ってきましたー…

集中しているからまぁよしとしてあげよう、とか思考スピードが書くスピードに追いついていないのかも、仕方ないか、とかハハも字の汚さには見て見ぬ振りをしてきましたが、流石にこのままではだめだ!!と強く感じました。自宅学習のみで日能研にお世話になっていなかったら、このまま親子で汚い字はスルーして受験に突入していたかもしれないと思うと、感謝しないとならないなぁと思いました。

漢字

実ははなくん授業前の漢字テストで、1回目も2回目も0点。字は間違えてはいないのですが、バツの理由は、迷って書いた線に二度書きする、長さが足りないところにつぎたす、閉じてないところを閉じようとして二度書きする、トメてない、ハライがない、はみ出してはいけないところをはみだしている、口が閉じてない、とにかく雑で汚さがひどい…。毎日の漢字練習も、やっつけ感が否めない。彼の中ではこの字書けるからもういいじゃん→親からみるとまた口開いてるよ!また止めてなくて変なハネが見えるよ!迷ってて書いた線に二度書きしないで消して書き直して!とにかくもう少し丁寧に!たのむからとめるとことめて!とじるとことじて!となり、丸つけをすると不機嫌になりもうお母さん細かい!大丈夫書けるから!という投げやりな気持ちに拍車がかかってしまう悪循環で、漢字練習が毎朝鬼門でした。漢字テストでもようやく満点が取れるようになり、じゃあ本番も丁寧に綺麗に書くのかと思っていたら決してそんな事はなかった…。今回方位の漢字も地図記号の漢字も汚すぎてバツをもらい、書けていた国語の漢字もバツをもらい、自己採点より大幅に下がり、ショックを受けたようで、コレがいい薬になればいいなと思います。なんで消しゴムで消す手間を惜しむかなぁ。。

ただ、これだけ酷い点を取ってしまうと残り4回、よほどいい点取り続けなければ残留できないのではないかと…。

毎回国語の先生がしっかりと漢字に目を通してくださって、バツの理由も書いてくれていたのに、教えを活かせなかったのでハハは勝手に悔しがっていますが、はなくんもこれに懲りて自ら丁寧に漢字と向き合ってもらえたらいいなと思います。これからは嫌がられても恨まれても多少やる気を削いでも厳しく直したいです。時間が足りなくなっちゃうもん。。と焦る気持ちがあるようで、丁寧に確実に取れる問題で点数を稼ぐことが大事だということは理解しておらず、本番では常日頃の習慣や癖が出てしまうんだなぁと思いました。なかなかこれをわかってもらうのは難しいです。正答率3%の問題を解いて得た5点も、90%で解いた5点も同じなんだよ?勿体無いと思わない?消しゴムで消して書き直しても20秒くらいしか変わらないよ?と言ったらもう、僕は悔しくて気が変になりそう。わかってるけど焦っちゃうんだもん。と言っていました。

 

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第3回育成テスト

クラス残留なるか!?

春休み入ってすぐのテストで、社会も山地の学習に入り、理科も植物の範囲となり少しずつ覚えなければならないことが増えたのかなという印象です。

社会は、1週間前に宿題をやったっきり、理科は木曜日に宿題だけはやって、大丈夫なの!?それでという状態で試験に出かけていきました…。

算数

約束記号の最後の問題で、あまりをいれて計算する手順を1回目で忘れて満点ならず。8点とかなり配点が大きかったのが痛かったですね。

国語

はなくんにしては大健闘したんじゃないでしょうか。応用で苦戦した様子ですがなんとか130点を超える事ができました。説明文はなんとか他の科目の足を引っ張らないくらいになってきているので、物語もおうちでの復習に時間をかけていきたいと思います。

理科

勉強していない割にはあまり間違わないので元々興味があるみたいです。がくの数とかきっと忘れてしまうだろうからどのタイミングで復習をいれるか少しずつ復習の事も考える時が来たようです。今ちょうどZ会の5年生のところで理科が植物なので助けられたかもしれません。

社会

奥羽の奥の字を間違えました。ナイストライですが本人が合っていると思い込んでいたみたいで、越後と、飛騨はかけたのにまさか、奥で間違えるとは思っていなかったそうです。ノートをチェックしておかないと見逃してしまうので怖いなと思いました。

 

理科と社会はパラパラと思いもよらないミスをするという事が多くてフォローが難しいです。勉強に時間をかけていない割にはできている気がしますが、範囲が広くなったら痛い目に遭うぞきっと、という感じ。

合計得点は460点を超えることができ総合の順位も悪くなかったのでなんとか残留したと信じています。

今回国語の応用の出来が悪かったので、少し不安が残ります。TMのクラス判定は、公開模試の結果と、育成テストの結果で決まるのですが、育成テストの計算方法が複雑で、共通の点数を半分にして、応用の点数を2倍にした計算法で、国語と算数の合計得点で順位を出すというような説明を聞いたので、応用の得点率が重要になってきます。共通はそんなに差が出ないからなんだろうなーと思いますが算数は8点の一問ミスが16点になってしまうので、相当失点していることに…。142→134…。国語は応用の出来が毎回イマイチなのでこの計算方法だと120点くらいに下がってしまいます。

基礎は落とした時はどうせ半分になるし、という危険な思考に陥ってしまわないようにしたいですが、応用は問題数が少ないので少しのミスも命取り…。なかなか国語で応用の得点率を上げていくのは大変そうなのでこれからも国語が得点源となるように頑張ってほしいです。

 

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オンザロード

オンザロード2023

既に思考がオトナな小学生

逞しくなっていく子供達の姿を見て泣いてしまいました。しかし、どの子もものすごく賢そうなんだけど、、コレって一般像なの!?だとしたら驚愕ですよ。

ハキハキと夢を語ったり、後輩へエールを送る姿。努力して合格し、自信を手にして新たなスタート!なんてしっかりしてるんだろう…。衝撃でしかない。

遠い昔、ハハも中学受験をしたのですが、あの頃の自分とは違いすぎて尊敬しました。ハハは5年生になってから週2で個人の準拠塾に通うという、緩い体制で受験に臨みました。そもそも4年生頃までは授業はほぼ聞いておらず、消しゴムのカスを練るのに忙しかったし、それに飽きたら飽きたでやる事は山程あって、毎度毎度想像の世界に羽たいていました。そして朝の会の計算テストができなくて毎回隣の子に答えを見せてもらっていました。にも関わらずなぜか危機感も悲壮感も全くなかったし、夏休みの宿題は学校行く3日前くらいからやり始め、死にそうになりながら毎日1枚みたいなドリルを半日で埋め、読書感想文を書きなぐり、母親に写真をせびり、記憶絵日記をまるで当日のことのように書くという、はなくんに見られたら恥ずかしい以外の何者でもない姿。空想の世界に飛び立つ想像力はあるのに、少し先の自分の現実未来は予想できない。毎日計算やる、と言ってやるはなくんのなんと偉いことか。。

ハハの周りにも4年生からサピックス日能研に通い、たとえ学級閉鎖であろうとも日曜テストは受けるみたいな子が結構いたのですが、そういう子は教育熱心な家庭に生まれた一部の小学生であり、あんなにキラキラしてひたむきな感じではなかったし、捻くれていけすかない奴が多かった気がします。もしかしたら子供目線では今でもそう映るのかもしれないですが…

もちろんハハだって5年生からは算数と社会漬けでしたが元がひどかったのでやればやるほど成績が上がり、最後はなんだかそれがモチベーションのようになり楽しかった記憶があります。国語と理科は元々好きだったこともあり苦労しなくて済みました。

それにしても、自分の記憶の中にある小学生像と違いすぎてびっくりしてしまいました。なんでしょう、先輩の姿を実際に見て憧れてーとか、大学のOG訪問みたいです。精神年齢がオトナですよね。

ハハはそんな明確なビジョンは無かったですよ。

それがまさしく中学受験に向いている小学生像なのかなぁと感じました。少し先の現実未来を直視できる子ですね。

公立中高一貫校入試問題と私学の入試問題

オンザロードでも去年の私学の受験問題をいくつかピックアップして紹介してくださったのですが、対話形式で進み、誘導されながら解いていく形だとか、図やグラフから推理していく形などなど。とても面白いお話でした。

日頃どれだけ色々なところに興味を持っているのか、どれだけ考えているか。問題を正しく読み、今まで身につけた知識を上手に使い、論理的思考に基づいて解く。公立中高一貫の問題と似ていると思いました。公立中高一貫の問題については触れられてはいませんでしたが、総合的な問題が多いので、知識を総動員して考えなさいというメッセージがよりわかりやすい形で伝わってきます。

小学校の指導要領 

最近小学校の授業参観へ行ったのですが、グループ学習で意見を言い合ったり、グループで発表したり、あれ?小学生の時、こんなにプレゼンみたいなことやったっけ?大分教育方法が変わった?と感じています。そもそもPowerPointで発表したり、その場でクラス全員の回答を表示して共有するなんて、昔とは環境が違いすぎて比較すらできません。ネットワーク学習は素晴らしい取り組みですが、反面カリキュラムを詰め込みすぎのように感じます。教科書はカラーで一見とっつきやすいですが導入文章が多く、何が重要なのか昔より子供には少しわかりにくい気がします。昔はもっと教科書薄くなかったですか?

土曜日も学校はなく授業時間自体が足りない中、英語とパソコンまで加わり、行事もある。昔土曜日学校ありましたよね?毎週あったかどうかよく覚えていないですが…。みんなちゃんとついていけているとは思えないんですよね。うちの子達の小学校だけかもしれないんですが、宿題が少なすぎる。もしくは担任になる先生によってやることが変化しすぎ。はなくんのお兄ちゃんの時と比べても同学年でやっていた宿題量が全然違うので、結構不安になります。

受験勉強を勉強だとも思わず好奇心旺盛で全く苦になりませんという小学生は少ないと思いますが、少なくとも適性がある小学生の方が苦労なく土俵に立てるのかなと思いました。

ついていけない子

ハハはアルバイトで算数の家庭教師や数学と理科の塾講師をしていたんですが、分数の計算ができない高校受験間近な子、割合の問題で混乱し、先生、これは割り算?掛け算?と考えることを放棄してすぐ聞く中学受験間近の小学生、普通にいました。そんな生徒達は大抵ちょっと数量感覚がおかしく、そして計算力が不足しています。通分をやろうにもすぐに最小公倍数が出てこないし、2分の1で割るってことは2倍でしょ?というのもよくわからない。例えば30分が0.5時間というのもパッと出てこない。時計や数字、単位に対するイメージが欠如している感じです。そんな子供が関数を習ってもそれはちんぷんかんぷんで、できるわけないのです。

今更どうしろと!?今まで何見てた!!と親に詰め寄りたくなりますが、奮起のきっかけは人それぞれなので、本人が、友達もいくから自分も受験したいと言い出したので、、とか、数学がとにかく苦手で焦ってしまってなんとかしてください、とか。

わかんない、わたし頭悪いもん、と言ってくる子は大抵頭は悪くなく、原理が理解できていないだけです。勉強してこなかったんだから、計算が遅いのも問題が理解できないのもこちらからしたら当たり前だと思うのですが、本人は授業を聞いていてもわからないから頭が悪いんだ、、となってしまうんですね。そんなことで自己肯定感が低いのはちょっと可哀想です。わからないことをそのままにして、進んできちゃったからできないだけで、わからないことを下の学年から無くしていけば大丈夫だよ。とりあえず小学校の教科書持っておいで、というと、捨てちゃった…。え〜!?←ここら辺に問題がありそうだなと感じたのをよく覚えています。

基本は全て教科書に載っていることなので、小学校のテストで80点以下取ったことはないし、大丈夫大丈夫と進んではダメなんだと思います。あれは詰め込みすぎのカリキュラムでも満点が取れるように考えられた、基礎中の基礎しか聞いていない問題だと思うのでむしろ満点ではないことに危機感を感じた方がいいです。8割わかっているならいいじゃない、ちょっと勉強が苦手なのかな?の状態で2割の積み残しの時限式爆弾を抱え、やがてそれは色々な分野で発現していくので中2あたりで爆発し、高校あたりでどうせ無理だもん、となってしまいます。いっそのこと親がびっくりするくらいの点になるような応用問題ばかり出した方が子供の為になるんじゃないだろうか…。勉強以外の事で一心不乱になれる事があったり、勉強での評価が自己否定に繋がらない子は全く関係ないと思います、念のため。

5人に1人受験する

はなくんの周りにはそんなにいない様子なのでちょっとピンと来ませんでした。地域によってはそんなに少ないの?と感じる人もいそうです。

小学生で受験勉強というのは成長過程で脳みそを使うためか、得た知識を大人になっても結構覚えていて、それは色々なところでハハを助けてくれました。適性は確かに持っていれば有利に働きそうですが、なくとも、勉強したことが人生で無駄になることは絶対無いので、トライする価値はあるのかなと思っています。

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第2回育成テスト

社会は電池切れ……

まだ得意不得意科目が判明するのには早いと思うのですが、国語の成績が上がって安定してきたと思ったら、毎回毎回社会で点数を落としてくるはなくん。。不思議なのは家で見直しをすると出来ることで、どうも問題文を読み飛ばしているみたいです。社会って何番目に解くの?と聞いたところ毎回4番目だそうで、疲れちゃってぼくは電池切れになってる……と一言。

なるほど。そういう事ですか。それはもう、集中力と体力不足ですね。

満点の公開模試から一転して算数はケアレスミスばかりして点数も低かったのですが、全体評価はそこまで悪くなく、逆にかなり点が取れたんじゃない?と思った国語は平均も高く評価はイマイチ。わたしの感覚がもうはなくんよりになっているみたいです。

体力問題は時が経てば解決する気もするんですが、はなくんも算数が楽しいからTMに残りたいそうで、崖っぷち〜。社会のせいで!!と怒っていました。うーん、残りたいなら社会だけじゃなく、算数でもっと稼いでおかないとね。。

満点狙えばいいね!と言っていたのもつかの間、合計得点は今までで1番悪く440点となりました。その失点のうち20点が社会によるもので、3科目合計との順位差にびっくりです。ケアレスミスが積み重なってこんな事態になるとは、恐ろしい話です。当然優ノートが貰える訳もなく、やっぱり3連続では貰えなかったよ〜。他の3科目はトップ5に入ったけど社会で相当やっちゃったみたい。2列目になっちゃった。と意外と気にしていました。

 

全国の順位なんかよりも、クラスでの座席が気になるのが子供らしいですね。席替えなんて酷だなぁと感じたのですがモチベーションになっているみたいです。しかし、今回はなくんの順位は総合400番代。TMの基準が全国300位として、400番代で2列目とは???全部で何人いるの?と聞いても4列だったかな?5列だったかな?はなくんの話を聞いてもよくわからず。とりあえず次回のクラス分けで半分くらいメンバーが入れ替わるのではないかと思いました。。基準を満たす子が関東系の5校舎付近にいなければならないわけだから当然じわじわと減っていくんでしょう……震えていても仕方がないので、とりあえずこれからも算数の授業が受けられるように、ノート目指して頑張れー!

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